犬にとってのドッグランとは。あなたの愛犬に合う場所を選んでますか?

しつけ

こんにちは、みほワンです。

皆さんはワンコをドックランへ連れていかれてますか?
普段のお散歩も大事ですが、ドッグランの魅力というのは犬はもちろん、飼い主さんにとっても他のワンコと遊ぶ様子などが見れて嬉しいものですよね。

ワタシの愛犬は、もともと少し臆病なところがあり、散歩中、他人やワンコに対して吠えがきつくなったり、少しの音でもビクっとしたり、家でしつけをしていても、初めてすることはとても嫌がり、噛んで訴えてくるようなことがあります。

特に犬に出会ったときに吠えるのをみて、ストレスのかからないよう、出来るだけ出会わないように時間をずらしたり、他の犬を遠ざけていた頃もありました。

でも、社会性を育てることを試み、いくつかのドッグランへ足を運び観察をしているうちに、こちらが思っていたのとは少し違うのではないかと、色々気づきがありました。

ドッグランに行く意味

日本に住む犬たちは、家を一歩でると基本的にリードにつながれ、行ける場所も限られてしまう。

そんな犬たちにとってドッグランとは、犬同士が自由な交流を満喫できる唯一の場所なのではないかと思います。
ワンコの性格は様々、とにかく一匹でクンクンしていたいコもいれば、とにかくあちこち動き回って自分の好きなワンコを探していたり、みな自由で色々性格が垣間見えて楽しいです。
ドッグランに行って気づいた、愛犬の性質。

うちのコは、散歩中、他の犬を見ると興奮して結構な激しさで吠えてしまうので、
ワタシははじめ、他の犬が嫌で、来るな! という意味で吠えていると思っていました。

ところが、ドッグランでの様子を見ると、いつも自分から他の犬に近づき、挨拶をし(お尻クンクン)このコと思ったら、思いっきりプレイバウ(前足を延ばして頭を下げ、お尻をつき上げるポーズ)で遊びに誘って、一緒に走り回っています。

いかに散歩中が犬にとって不自由か、犬同士のコミュニケーションの時間って、本当に少ないのだなと感じました。繋がれた状態では、逃げようにも、近くに行こうにも犬の意志ではできず、それ故に必要以上におびえたり、吠えたりと、それぞれの訴えがあるのではと思います。

飼い主次第で犬同士を近づけさせたり離させたり、犬にとってはたまったもんではないですね。
自由であれば、犬同士で解決してくれることって本当はもっと多いとワタシは思います。

愛犬に合うドッグラン探し

自分の飼っている犬がどういった行動をしているときに楽しそうか見定め、それが可能な場所なのかを検証することは、とても大切だと思います。

場所によって、その場所そのものの要素意外にも、そこに来るワンコとの相性のよさ、経営されてるオーナーの方針や指導の相性(こちらが同意できるかということも)。

意外にも、単純にパっと行って楽しんでくる、というようにはならない場所もあります。

そんな経験もあり、ワタシ達はいつも初めて行くドッグランは、事前に下見しています。
遠くて下見ができなくてとりあえず行った場合でも、外から様子を見て、うちのコには合わないと判断した場合は止めてそのまま帰ってくることもあります。

その判断基準は愛犬によって違うとは思いますが、ご参考までに↓

  1. 走り回りたい = 一緒に走り回ってくれる、体格が似た犬が多くいると良い
  2. 高低差のある場所 =まっ平の芝生などで舗装されたところより、より行動がアグレッシブになる
  3. 人の介入のしかた =犬同士が自由に遊ぶ場所のはずが、人がその行動を制御するような、
    トレーナー性質のある人が多いドッグランもあるので注意
  4. 小型犬と中・大型犬とエリアが分かれているかどうか = どうしても体格差があり、悪気がなくても遊びがヒートアップすると危ないことも。
  5. 飼い主がきちんと目を離さず見守っているか、排泄の処理など、マナーを守っているか

うちのワンコは時々遊びが過ぎることがあり目立ってしまい、ヒートアップするともちろん止めに入るのですが、そのあと他の飼い主から、良かれとおもって?のトレーニングが始まってしまうことがありました。

不思議なことにそのドッグランにいくたび、止めに入るような出来事が起き、トレーニングされてしまう状況になっていました。

何のために愛犬をココに連れてきたのか、もちろん自由に遊ばせるため。他のワンコと交流させるため。いきなりその楽しみが奪われてしまい、いつも悲しい気持ちで帰っていました。

うちのコ、そんなに悪いのかな。。と。
ですが、他の場所を探して連れていってると、ほとんどトラブルにはならずに済みました。
少しずつ犬から教わって、良くなっていったということもあるかもしれません。

このように、場所によって、または時間もかけて、犬同士のコミュニケーションの取り方を学べるように、飼い主さんが、その愛犬にとってよさそうな場所を探していくことが大切かと思います。

まとめ

ドッグランは、犬にとっては唯一の自由行動の時間、犬同士でしかできない学びが自然とできる場所。たくさん友達と駆け回り、好きなように匂いを嗅いだり、充実した自由な時間が過ごせたなら、きっと満足気な笑顔で飼い主さんを癒してくれる。「また行こうねっ」と顔で見つめてくれます。

そんなドッグランを、愛犬のため、じっくり探してみてくださいね。

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